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パキスタン国 学校活動と住民参加を通じたジェンダーに配慮した就学継続プロジェクト

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  • 期間

    2022年2月~2026年2月
  • エリア・対象国

    アジア|パキスタン 
  • クライアント

    JICA
  • 業種

  • 案件分野

    教育
  • 詳細内容

    パキスタンのシンド州は同国4州の中でも初等教育の修了率が低く、農村部の男女格差が極めて大きい州です。就学を阻む阻害要因には家庭的要因(保護者の学歴や所得、女子教育や女性の役割に対する価値観など)、教育的要因(教員、カリキュラム・教材、学校運営や設備など)及び地理的要因(学校までの距離、通学路の安全面など)が挙げられます。本プロジェクトでは同州北部の公立初等学校を対象に、保護者・コミュニティが協働した学校改善活動、教室内での学びの改善、地方行政官の活動支援を通じて阻害要因の対策に取り組み、中途退学を抑止し、修了率の改善を目指すものです。

    教育にかかる費用についてのセッションの様子

コンサルタントから一言

シンド州農村部の公立小学校は基礎的なインフラ(校舎、水電気、家具)が未整備であったり5学年に対して教員が一人の学校があるなど、非常に厳しい教育環境に置かれています。こうした状況のなか母親を含むコミュニティの巻き込みと四則計算にフォーカスした教育の改善で、学校改善を進めています。

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