市場調査・分析JICA民間連携事業の活用政府機関との協議・交渉

ラオス国 薬用植物資源の保全および持続可能な商業利用に関する案件化調査

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  • 期間

    2016年4月〜2016年12月
  • エリア・対象国

    アジア|ラオス 
  • クライアント

    株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション/JICA
  • 業種

    卸売業
  • 詳細内容

    日本で最大の花の小売店舗数を誇り、産地開発から仕入れ、販売、フラワースクールの運営まで花卉の総合ビジネスを展開する株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション(JFC)様が注目したのは、ラオスに数千種存在するといわれる薬用植物。乱獲が進み、このままでは多くの種が絶滅するとも言われています。JFC様が活用する増殖技術により、薬効が認められる植物の高品質な苗を安定生産し、ラオスや他国の市場に販売することで、海外事業の拡大とラオスの環境保全・産業開発に貢献するビジネスを検討しています。

    当社は、事業展開の第一ステップとして同社が実施した案件化調査に参加し、下記業務の支援を行いました。

    ・ラオスの事業環境や開発課題の調査
    ・薬用植物を取り巻く状況の調査
    ・農業関連政府機関との調整・交渉
    ・日本の大学での植物の薬効分析に必要な諸手続き

    この調査を通じて、今後の事業展開に欠かせないラオス政府機関との強固な協力関係を構築するとともに、収集した様々な情報をもとに第2ステップの普及・実証事業をデザインしました。同事業は2017年、JICAに採択されました。

クライアントからの一言

KMCさんと共に案件化調査を実施させて頂いたことに心より感謝申し上げます。自社の強みである植物の増殖技術や薬効成分の分析などは慣れておりました。が、案件化調査を実施するためには、ラオス政府機関の対応が必要不可欠です。KMCさんがとても丁寧に確実に進めて頂いた結果、ラオス政府にも大変喜んで頂きました。

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