ヨルダン国 サルト市における持続可能な観光開発プロジェクト

私たちは、ヨルダン国サルト市において、地域の文化資源を活用し、地域住民に裨益する観光開発を支援しています。

サルト市は、ヨルダンの首都アンマンから30kmに位置し、19世紀終わりから20世紀初めに通商の要路として栄えた古都です。3つの丘からなる急峻な斜面には黄色い石灰岩を用いた趣向を凝らした歴史的な建造物が数多く残されているだけでなく、旅人も分け隔てなくもてなす風習、伝統ハーブやコーヒーなど様々な伝統文化が今も生活に色濃く残っています。

私たちは、このような伝統文化を保全しつつ、観光を振興するしくみを山口県萩市の「まちじゅう博物館」をモデルとして支援しています。具体的には歴史的景観を保全する制度の構築、地域住民と連携した観光客向けのトレイル開発、サルトの中核的価値を踏まえた旅行商品の開発とマーケティング、そしてこのような観光開発を持続的に行うための官民連携の体制づくりを支援しています。
ヨルダン国サルト市観光案内動画がこちらにあります。参考にしてください。

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