ODA 地域産業開発
インド国 農業バリューチェーンにかかる情報収集・確認調査
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期間
2014年10月~2015年9月 -
エリア・対象国
アジア|インド -
クライアント
JICA -
業種
ー -
詳細内容
インドでは、農業は就業人口の約6割が従事する重要産業です。
インドの持続的かつ包括的な成長のためには、農業セクターの成長、特に農家の8割を占める小農の所得向上が不可欠です。近年インドでは、経済成長による都市人口の増加、中間層の拡大による食生活の変化などをうけて、野菜や果物、酪畜産物の需要が高まっており、加工など農産品の付加価値化による農業振興に期待が寄せられています。
しかし、複雑な流通経路、保管設備などインフラの不備、不透明な取引慣行により、収穫物の6~20%が廃棄され、付加価値化もあまり進んでいません。
私たちは、インド全土を対象に、園芸作物(野菜、果物、花卉)、酪畜産物(乳製品、肉、卵)のバリューチェーンと、政策制度の概要を調査しました。その結果を踏まえて、優先3州(アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、オリッサ州)を選定し、マンゴー、チリ、トマトなどの優先作物のバリューチェーンに関するより詳細な調査を行い、この結果に基づき、JICAによる今後の支援の方向性を提言しました。
その後2015年からは、「アンドラ・プラデシュ州における農業・食品加工・流通に関する情報収集・確認調査」が行われ、具体的な支援内容が検討されました。
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