ODA 農村開発

イラク国 灌漑用水効率的利用のための水利組合普及プロジェクト

安全な水とトイレを世界中に住み続けられる街づくりを気候変動に具体的な対策を
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  • 期間

    2012年3月~2015年3月
  • エリア・対象国

    中東|イラク 
  • クライアント

    JICA
  • 業種

  • 詳細内容

    イラクでは農業は主要な産業の一つであり、特に農地面積の6割で行われている灌漑農業が重要視されています。ところが、近年、近隣諸国におけるダム建設や灌漑開発によってイラク国内への河川流入量が減ったり、不適切な水資源管理によって利用可能水量が減少しています。

    本プロジェクトは、イラクのクルド自治区を除く全15県を対象に、水利組合による灌漑用水管理のための関係機関職員と農家の能力向上を目的として、水利組合の設立と運営、水利組合による灌漑排水施設の維持管理、効率的な灌漑方法とその設計、水資源管理に関する新しい考え方の普及方法、先進的農業、日本の土地改良区などに関する研修を、ヨルダン、トルコ、エジプトといったイラク周辺国と本邦において実施しています。

    本プロジェクトの成果として、2014年4月に施行されたイラク水利組合法に基づき、既に32の水利組合が設立・承認されており、今後もその数が増えることが期待されています。

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