ODA 農村開発
パキスタン国 シンド州持続的畜産開発プロジェクト
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期間
2014年2月〜2021年9月 -
エリア・対象国
アジア|パキスタン -
クライアント
JICA -
業種
ー -
詳細内容
パキスタン国の畜産業は農業総生産の半分を占める重要セクターであり、最大都市カラチがあるシンド州には約1,400万頭の牛(一般牛および水牛)が飼育されています。
カラチや海外イスラム圏諸国の市場では、食肉や牛乳の消費が伸びており、2011年に行われたJICAマスタープラン調査を通じて、畜産セクターの開発ポテンシャルが極めて高いことが明らかにされました。
その一方で、農民の8割に上る小規模農家の所得水準、技術レベルはまだ低く、その改善を担うべき畜産局の職員や組織強化が大きな課題とされました。そのため本プロジェクトでは、畜産開発の「基盤づくり」として、
- 実証を通じた適正技術の開発、
- 農村社会に着目した持続的な普及方法の導入、
- 畜産局州や県レベルの職員の育成、
- 畜産局強化のための組織・制度整備
といった包括的な活動が展開されています。JICAの中でも最も大規模なプロジェクトの一つとして注目されています。
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