ニカラグア国 道の駅による地域経済振興アドバイザー業務
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期間
2020年7月〜2022年3月 -
エリア・対象国
中南米|ニカラグア -
クライアント
JICA -
業種
ー -
詳細内容
途上国の幹線道路沿いでは、様々なモノが販売されています。果物、野菜、飲み物、軽食、等々です。途上国でバス旅行等をした方であれば、道路料金所付近や、道路工事による通行止め箇所等で、パン、お菓子、ジュース等を売っている現地の人たちを見かけたことがあるのではないでしょうか。
運転手や旅行者等にとっては、食事や飲み物をとって休憩することが必要ですし、道路沿線の零細企業や農家にとっては、道路利用者にモノを売ることで収入を増やすことができます。これを、より効果的にマッチングさせるのが「道の駅」です。
ニカラグア、エルサルバドル、ホンジュラス等の中米諸国では、この「道の駅」の考え方を活かして、地域経済開発を進めようとする取り組みがあります。そのうち、今回の業務では、ニカラグアでの道の駅パイロット事業について、技術支援を行いました。
日本の道の駅の場合、多くは、指定管理者制度により運営がされています。他方、ニカラグアでは、市自治体による直営方式でパイロット事業が進められています。市自治体の調整により、地域産品販売や食事提供等を行う複数の地域事業者が招待され、彼らが物販を行うという方式です。このため、参加事業者向けの研修等が重要になります。研修の結果、参加事業者の売上増加、商品展示の向上等の効果が観察されました。
中南米諸国の道の駅に関心のある方は、以下のウェブサイトをご参照になることができます。
https://estaciondecarretera.jimdofree.com/
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