私たちのチームは常に成長し、変化しあえる仲間を求めています。
社長・部長エッセイ
【部長シリーズ第25回】企画管理部長:心をととのえて、猛暑と変化を乗り切ろう
今年も例年以上に厳しい暑さが続いています。普段行っている作業だけで体力を消耗してしまったり、寝苦しさから十分な睡眠をとれないなど、心身への影響を強く感じている方も多いのではないでしょうか。そんな「猛暑」という環境は、私たちにとって大きなストレスの要因であることは間違いないように思います。
人の体はストレスを受けると自律神経のバランスが崩れやすくなる、というのは皆さんもよくご存じかと思います。その自律神経ですが、よく言われる交感神経と副交感神経の二つではなく、最近の心理学や神経科学の分野で注目されている「ポリヴェーガル理論」によると、大きく三つの状態を行き来すると言われています。緊張して「闘う・逃げる」という反応に入る交感神経優位の状態、エネルギーを失って動けなくなる背側迷走神経優位の状態、そして安心やつながりを感じられ、創造性も高まる腹側迷走神経優位の状態です。
猛暑や急激な社会の変化に直面すると、多くの人は無意識に前の二つのモードに傾きやすくなります。「やることが多すぎて落ち着かない」「暑さで何もやる気が出ない」というのは、まさに自律神経が揺れているサインかもしれません。
ではどうすればよいか。ポリヴェーガル理論を応用すると、大切なのは、自分自身を「安心とつながりのモード」に戻してあげる工夫です。例えば、深くゆっくりとした呼吸を意識すること。冷房の効いた静かな場所で休憩すること。誰かと軽く言葉を交わすこと。こうしたシンプルな行動でも、腹側迷走神経が働きやすくなり、心身が落ち着きを取り戻します。
ところで、KMCを取り巻く環境は「潮目が変わった」という言葉に象徴されるように、KMCがどんどん成長していた時とは異なるJICA案件の内容であったり、競争環境になっているかと思います。そのような中、KMCも新しい挑戦を続けています。新たな部の編成を行い、そしてつい先日発表があったGLIONグループに参加するなど、新しいチャンスを創出し、獲得する体制を整えつつあります。
ただ、これらを推進してゆく過程は変化 が大きく、ストレスを受けやすい状態といえます。変化に慣れないうちは不安や戸惑いを伴いますし、それが通常の反応だと思います。
そんなときこそ、まず自分が落ち着いた状態にあることが、変化に前向きに対応する第一歩かと思います。心が安定していれば、変化を脅威ではなく成長の機会として捉えられるのではないかと思います。
ポリヴェーガル理論の観点では、人は「安心」と「つながり」を感じるときに最も柔軟で創造的になれると言われています。つまり、仲間と協力したり、支え合ったりすることこそが、変化を乗り越える力の源泉ということです。猛暑という厳しい季節も、KMCを取り巻く大きな変化も、腹側迷走神経を優位にして乗り越えたいものです。
企画管理部の今年度の活動計画では、 新しい取り組みのほかに、通常行っている業務を確実に行いつつ、効率化、精度向上を図ることにも重点に置いています。どちらかというと「見えないところで環境を支える」役割ということになりますが、みなさんの安心感やKMCとしてのつながりが醸成され、KMCの腹側迷走神経のような機能を果たせると良いと考えて います。皆さんが猛暑の中でも、そして変化の波の中でも、自分らしく力を発揮できるよう、これからもサポートしていきます。
とはいえ、ぜひ自分自身の「安心のスイッチ」も見つけてみてください。深呼吸、休憩、雑談、好きな音楽小さなことで良いと思います。ちなみに、雑談については企画管理部員全員お付き合いする用意があります。いつでもお声がけください。
猛暑はしばらく続き、KMCを取り巻く環境も変化を避けることはできませんが、それぞれの腹側迷走神経を優位に働かせ、この猛暑を、そして新しい時代を乗り越えていきましょう。
