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途上国×経営支援の
ハイブリッド人材を目指して

福田 健児
Kenji Fukuda

国際ビジネス支援部 コンサルタント

インフラ系のメーカーで約10年間にわたって生産管理・経営企画・海外営業を経験させていただく傍らで中小企業診断士を2015年に取得し、それを国際協力業界への足掛かりにしました。その後、シンクタンク機関での業務や個人事業主の活動を通じて研修講師やコンサルタントとしての経験を、そしてJICAタンザニア事務所の企画調査員では途上国への駐在経験とJICA職員としての経験を積んだ後、2023年にKMCに入社しました。

KMCでは国際ビジネス支援部の一員として、日本の企業様の海外事業に対する支援を中心に据えつつ、途上国の「経営コンサルタント育成」のような民間セクター開発(産業振興)系の技術協力案件にも参画させていただいています。

自身が目指している人材像は、開発コンサルタントと経営コンサルタントのハイブリッド人材になることです。途上国に対する理解・造詣を深めつつ、メーカーでの実務経験や診断士としての経験、そして人脈を活用しながら、(とりわけ海外事業の場面で)企業様の経営課題解決のお力になれたら本望です。

「相手の目線に立つこと」を大切に

企業様の支援であれ技術協力案件であれ、「相手の目線に立つこと」は大切にしている1つの要素です。別の言い方をすれば多様性を受け入れること、例えば「A国の人だから○○」や「若手だから○○」のような固定概念はできるだけ持たないように心がけています。

その1つとして、相手との「違い」ではなくて「共通点」に焦点を当てていくのがポイントかと常々感じます。相手や物事を見る時に文化の違いやジェネレーションギャップのようなフィルターをあえて外すことで、より早く・深く相手を理解できるのかなと思っています。(と言いながら、私自身も試行錯誤中です(笑))