池ヶ谷 二美子

Fumiko Ikegaya

農業・農村開発、農産品流通、官民連携などの業務を担当することが多く、以前はバングラデシュ、インド、パキスタン、スリランカといった南アジアでの業務が多かったのですが、最近ではアフリカ地域の業務を担当することが多くなっています。

開発コンサルタントという仕事は、発展途上国の政府、農家、その他の現地関係者に直接的、間接的に影響を与える責任がある仕事と認識しています。コンサルタントとして、与えられた枠の中で、どれだけ負の影響を抑え正の成果を出すことができるのか、日々、他のコンサルタントや関係者などから学びながら業務に従事しています。

仕事と家庭のワークライフバランスも自分次第

発展途上国の開発援助ということもあり、出張が多い仕事です。小学生の子供がいることもあり、以前に比べて長い期間出張することが難しくなっています。そのため、プロジェクトや調査の提案書を作成する段階から実施体制を検討し、1回の出張期間は長くても3週間程度になるように調整してもらっています。

KMCは比較的新しい会社ということもあり、保育や介護に関する新しい制度なども必要に応じて検討・導入してくれる柔軟な会社です。仕事はプロジェクトベース、年収は成果報酬ということもあり、仕事量が減ると収入は減りますが、その分、ワークライフバランスは強弱をつけやすいかもしれません。出張のため自宅にいない期間もあることから、まとまった休みを取って、家族で過ごす時間を持つように心がけています。