コンサルタントの現地レポート
パラグアイ初の豚肉消費キャンペーン『Cerdo Teeté Paraguay』

パラグアイで3年間にわたり実施してきた「農牧バリューチェーン強化プロジェクト」では、トマト、マテ茶、豚肉の3つのバリューチェーンを対象に、さまざまな取り組みを行ってきました。それぞれの分野でパイロット活動に参加した現地の関係者の声を3回に分けてご紹介します。第3回目は豚肉バリューチェーンです。
(第1回目、第2回目のレポートはこちら→
支援は“お金”ではなく“学び”だった ― パラグアイ農家の気づきと成長 | コンサルタントの現地レポート| 海外進出支援・ODAコンサルティングのKMC
パラグアイ産マテ茶の商品力とブランド力を高める | コンサルタントの現地レポート| 海外進出支援・ODAコンサルティングのKMC)
豚肉バリューチェーン
豚肉バリューチェーンでは、パラグアイ国内の豚肉消費促進を目的に、豚肉の魅力を発信し、誤解[1]を払拭するキャンペーンを豚肉加工企業と共に展開しました。

Eduardo Dietzeさん(Colonias Unidas農協生産・調達部門責任者)
「このプロジェクトは、パラグアイの豚肉バリューチェーンに関わる関係者の連携強化に、具体的かつ大きな貢献を果たしたと感じています。パラグアイで初めてとなる豚肉消費キャンペーン『Cerdo Teeté Paraguay[2]』が実施され、大きな反響を呼びました。多くの方々にご参加いただき、豚肉に対する理解と関心が高まり、『今後もぜひ続けてほしい』といった期待の声も多く寄せられています。」

豚肉料理教室(2)

豚肉レシピコンテスト(1)

豚肉レシピコンテスト(2)
[1] パラグアイでは伝統的に豚肉を食べる習慣があまりなく、豚肉に対して「健康によくない」「不衛生である」といった誤解に基づく否定的なイメージを持つ消費者が少なくない。
[2] 「Cerdo」はスペイン語で「豚肉」、「Teeté」はグアラニー語で「本物の」「私たちの」といった意味を持つ。豚肉の持つ本当の価値を消費者に伝えるというコンセプトを表現しているプロモーション・アイデンティティ。
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