コンサルタントの現地レポート
ジェンダー暴力被害者支援に関する本邦研修
2026年07月16日
アジア
パキスタン国ジェンダーに基づく暴力被害当事者の保護、自立・社会復帰促進プロジェクトパキスタン

2026年4月に、パキスタン、パンジャブ州でジェンダーに基づく暴力被害者である女性の支援に携わる11名の研修員が訪日し、9日間の研修を行いました。日本では、被害者支援のためのワンストップセンターや、暴力被害の予防・緊急介入・被害者の心理的回復・自立支援の全段階をカバーする多層的支援を行う団体などを訪問し、被害者を中心に据えた多機関連携による切れ目のない支援、啓発活動、自立支援の取り組みを、実践例から学びました。 特に、官民連携の成功事例として、久留米市の資金支援のもと民間団体が運営する「オープンシェルター*」や、被害者の製作品を販売するリサイクルショップについては、パキスタンでもぜひ実現したいとの声があがりました。
*DVやさまざまな困難を抱えて日常がつらい女性が、家を出るなど大きな決断をしなくても、最大6泊7日まで安心して過ごし心を休められる一時的な「居場所・宿泊所」(プチ家出)の場。

また、加害者の更生や予防のための啓発活動を行う一般社団法人UNLEARNの行動変容プログラムは、パキスタンでは馴染みのない取り組みとして高い関心が示されました。研修員は、得られた学びを自らの活動に活かすためのアクションプランを作成し、早速実践に向けて取り組み始めています。
次回は、パキスタン現地での研修をご紹介します。
ご相談は無料です。
お気軽にお問合せください。
途上国における「地域づくり・人づくり・組織づくり」を手がける、
海外進出サポートのプロフェッショナルに、まずは「相談」してみませんか?
