私たちのチームは常に成長し、変化しあえる仲間を求めています。
社長・部長エッセイ
【部長シリーズ第24回】地域産業開発部長:激動の時代を生き抜く組織力
2025年は波乱含みの展開を見せています。アメリカにまさかのトランプ大統領が復帰し、年初からあれやこれやと世界をひっかきまわしています。ガザやウクライナの紛争の仲介、これでもかという関税引き上げ、そしてあろうことか「テロリストの集まりである」として、米国国際開発庁(USAID)を閉鎖してしまいました。世界はこれからどこに向かっていくのでしょうか?
2025年はKMCにとっても新たな時代の始まりとなりそうです。3月末の合宿で、「えいやっ」と部を再編することが決まりました。5月から新たな体制のスタートです。
思えばKMCはいつでも「えいやっ」で仕組みを決めています。部もそうですし、ジュニアコンサルタントの育成制度もいつぞやの合宿で決めました。タスクフォース やサブグループもそうですね。最近では副業も合宿で議論しました。その時その時のニーズにあわせて、柔軟かつスピーディに仕組みを決める。このような企業としてアジャイルな姿勢で、KMCはここまで生き残ってきたと言えると思います。
では、KMCはこの調子で今後も成長 できるのでしょうか?私は答えを 持っているわけではありません。
しかし、一つ言えるのは、JICA依存を脱し、混迷する世界の中で新たな パートナーや新たな顧客を見つけ、さらなる飛躍を遂げるには、「個」の力では太刀打ちできず、社員全員の力を結集した「組織」としての力をつけていく必要があるということ です。
1.一人一人が変化のエージェント
激動の時代、トップダウンでの変革には限界があります。一人一人が自分の頭で考え、主体的に変化を起こすことが求められています。「待っている」のではなく、アイディアを 提案する。人に聞く前に、まず自分で調べてみる、そして教えてあげる。「やらされている」と思うと仕事は面倒なだけですが、やりたいことをやるのなら?そう仕事はもっと楽しくなります。そして、これはきっと皆さんをもっともっと成長させてくれるでしょう。
2.皆の力を自分の力に
KMCにはいろんなスキルや知識を持った社員がいます。得意分野や経験も多様です。一人でできることは限られていますが、自分が足りないところを得意とする他の社員と協力すればいろんなことができます。これが「ダイバーシティ」の考え方に他なりません。ダイバーシティは性別、年齢、人種、障がい有無に限定されるものではありません。価値観や経験、業務内容なども「深層的ダイバーシティ」とよばれ、ここでの多様性も組織の活力やイノベーションの創出、レジリエンス(困難な状況への耐性)強化に重要とされています。
しかし多様な人が「そこにいる」だけではこのような強みは生まれません。多様なピースがうまく組み合わさって、お互いを強め合う「石垣」のような組織になることで、均一の タイルをただはめ込んだ「ブロック塀」よりも強い組織になります。このためには、各ピースである社員が、他のピース(社員や部)の異なる役割や特性を理解して、動き方や協力の仕方を調整する必要があります(これがインクルージョンです)。もちろん、社外の組織とのネットワークも重要ですが、まずはKMC が社員の能力を最大限に発揮できる組織になることが重要です。
3. 受け入れる、失敗や挑戦を楽しむ
最後は社内の文化や規範についてです。一人一人が自由にものを言え、失敗や挑戦すら楽しめる文化ができれば完璧です。コミュニケーションのあり方を少し変えることで、挑戦 のハードルが下がったり、失敗の不安を減らすことが可能なのではないでしょうか?これはよく言われる心理的安全性を高めるということです。相手を認める、アイディアを歓迎する(否定しない)、アイディアが深まるような問いかけ、助言をする、自分を開示する、失敗からの学びを積極的に共有する、他の人はこれに感謝する、感謝の気持ちを伝えるといった小さなことを積み重ねることで、コミュニケーションは円滑になり、挑戦への一歩が踏み出しやすくなるように思います。またこういう社員間の関係性は、上記の1や2を促進することにもつながります。
激動の時代ですが、そういう変化すら楽しみながら、次のステージに上がることができると素敵ですね。KMCの皆さんならきっとできると信じています。
