独立行政法人国際協力機構（JICA）の標記案件を、当社が受注しました。

エチオピアは高い経済成長を続ける一方で、失業率の増加や格差拡大が課題となっています。同国政府は「10か年開発計画（2021–2030）」において、産業振興や零細中小企業（MSMEs）の支援強化を重要政策として掲げています。しかし、MSMEsの成長を支えるビジネス開発サービス（BDS）は、サービスの質やアクセスに課題があり、関係者との協働による改善が求められています。

当社は本件の先行事業でBDS提供モデルの構築や人材育成を支援しました。先行事業を含むJICAのエチオピアに対する技術協力は、多くのMSMEsの業績向上に寄与しています。こうした成果を踏まえ、エチオピア政府はBDSの拡充と持続的な提供体制構築を目指しています。本業務では、先行事業で確立されたBDS提供モデルを改良し、アディスアベバ市において同モデル普及や人材育成に取り組むことで、MSMEsの成長を後押しし、同国の経済発展と雇用創出に寄与することを目指します。